1965年に出たジャン&ディーンのライブ盤「Command Performance」
ORCHESTRA CONDUCTED BY HAL BLAINEというクレジットも入っているくらいで、もちろん全編ハルのドラムが楽しめる、大盛り上がりのライブ盤….
女の子たちの黄色い歓声に、当時ジャン&ディーンはビーチ・ボーイズと人気を二分していたんだなぁ….と実感します。
このアルバムに入っているTheme From The T.A.M.I Showは
1964年、カリフォルニア、サンタモニカの公会堂で行われたコンサート「The T.A.M.I Show 」のテーマソング。
Jan & Dean Theme From The T.A.M.I Show (Here They Come From All Over The World)
このコンサートは映画になって劇場公開されていますが、この出演者が凄い!
チャック・ベリー/ゲイリー&ペースメーカーズ/スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ/マーヴィン・ゲイ/レスリー・ゴーア/ジャン&ディーン/ビーチ・ボーイズ/ビリー・J・クレイマー・ウィズ・ザ・ダコタス/シュープリームス/ジェームス・ブラウン/ローリング・ストーンズ
超豪華メンツ!なのですが、バンドを連れてきてない出演者のバック演奏は、レッキング・クルーが務めるというこれまた豪華なコンサートなのです!!
もちろんドラムはハル!そしてピアノはレオン・ラッセル、ギターはグレン・キャンベル、トミー・テデスコ、ビル・ピットマンという….
世界の豪華アーティストをお招きして、音楽監督ジャック・ニッチェの指揮のもと、西海岸の腕利きミュージシャンが責任を持ってエスコートするわけですよ!
観客は招待された地元の高校生だそうで、、、あ〜〜招待されたかった!
↓こちら、全編1時間52分がUPされています。
The T.A.M.I. Show 1964 – Full HD Original Electronovision Version
チャック・ベリー×レッキング・クルーとか、レスリー・ゴーアでハルのいいドラムが聴けたりとか、シュープリームスの時はハルがドラムを叩く姿が垣間見れたり、ミラクルズの時にはボンゴ?をハルが叩いていたり、、、、と見所満載!
個人的には、さすがゲイリー&ペースメーカーズはハンブルグ虎の穴出身だけあって、ライブ演奏が安心して見てられるな〜とか、ビリー・J・クレイマーはちょっと気持ち悪いけど、レノン&マッカートニーソング3連発はズルいだろうとか、ストーンズはジェームス・ブラウンの後は嫌だったんだろうなぁ〜とか、色々感想はありますが、とにかく最高に楽しいので、お時間ある時に是非!
あ、ビキニの女の子のダンスもかなりの見所だと思います!